JMCAで変わった、職人としての“あり方”

JMCAで変わった、職人としての“あり方”
氏名

御簾納政美・髙橋秀人・櫻井靖之

経験
それぞれ異なる想いを持って働く中、3名は別々の時期にJMCAへ入校しました。

そこで学んだのは、施工技術だけではありません。
これまでの自分の考え方を見つめ直し、仲間やお客様との向き合い方、そして職人としてさらに成長していくために何ができるのかを考えるきっかけとなりました。

今回は、そんな3名がJMCAで何を学び、職人としての“あり方”がどのように変わったのかを語ります。

まず、それぞれがJMCAへ入った理由を教えてください。

髙橋
元々はANAで17年働いていました。そのあと便利屋をやっていたんですけど、父が大工だったこともあって、昔から職人への憧れはあったんですよね。
もっと技術を身につけたいと思った時にハウジング重兵衛(KENSHI)を知って、“面白そうだな”って思って入りました。
特にキッチン施工を早く覚えたかったんです。
早く現場で貢献したい気持ちが強かったので、3期・4期と連続で受講しました。

櫻井
僕は逆に、“行ってきて”みたいな感じでした(笑)
入社してすぐだったんですけど、予備知識ゼロで入りました。

御簾納
俺は最初、重兵衛が“学校作ったんだな”くらいの感覚でしたね。まさか自分が入るとは思ってなかったです。
ちょうど怪我をしていてリハビリ期間でもあったので、“せっかくだから行くか”って感じだったんですけど、行ったからにはちゃんとやろうと思って入りました。

JMCAで変わった、職人としての“あり方”

JMCAに入って、考え方はどのように変わりましたか?

御簾納
昔は、一匹狼みたいなところがあったんですよ。「自分ができればいい」みたいな。
でもJMCAに入ってから、“この人は何を求めてるんだろう”って考えるようになりました。
まず観察する。まず聞いてみる。そういう意識が芽生えたのは大きかったですね。

櫻井
僕は感想文とか発表が本当に苦手だったんです。
何を話せばいいか分からなくて、真っ白になることも多かった。
でも、その経験があったから、JMCAでは、技術だけではなく“自分の考えをアウトプットする力”も鍛えようと思うようになりました。
現場って、関わる人が少ないじゃないですか。だから、自分という人間を知ってもらうには、職場での毎日の仕事を記録する日報がすごく大事だと思ったんです。
“自分はこう考えて仕事してます”っていうのが伝わるようには意識して日報を書くようになりました。

高橋
JMCAって、最初は施工技術だけを学ぶ場所だと思ってたんです。でも実際は、「考え方」「マインド」の部分がすごく大きかった。
授業の中で“投げたものしか返ってこない”っていう言葉を聞いたのですが、今でもすごく残ってるんですよ。
時間がない時って、やっぱり妥協したくなる瞬間がある。でも、“それでいいのか?”って自分に問いかけるようになりました。

JMCAで変わった、職人としての“あり方”

現場で変わった所作や意識はありますか?

櫻井
現場で音を立てるなって、すごく言われましたね。昔は“ダダダダッ”って歩いてたんですよ(笑)
でも今考えると、お客様からしたら落ち着かないですよね。
今は現場でも、“音出てるぞ”って声が頭の中で聞こえてきます。

御簾納
足音って、意識で変えられるんですよ。静かに歩くだけでも、お客様の感じ方って全然変わるので。

高橋
僕は、道具への向き合い方が変わりましたね。
前は“道具”って感覚だったんですけど、今は“自分の体の一部”みたいな感覚です。
新品がいいというより、自分の手に馴染んだものを大事に使いたいっていう気持ちが強くなりました。
あと、相談するようにもなりました。前は、“聞くのってどうなんだろう”って思ってたんですけど、親方の甲島さんに“もっと頼ってこい”って言われたんですよ。
それを聞いてから、“こういうふうに考えてるんですけど”って相談できるようになりました。
一人で間違った方向に努力しなくなったのは大きいですね。

御簾納
さっき櫻井さんからもあったように、俺も日報への向き合い方は変わりました。
前は、そのまま思ったことを書いてたんですよ。でも、人に見られてるって意識するようになった。
だったら、人の良いところを書いた方が、その人も嬉しいじゃないですか。
そういう意識はJMCAのあとから強くなりましたね。

櫻井
僕はRPGみたいな感覚ですね(笑)。
知識が増える、技が増える、レベルアップしてるっていうのが分かるんです。
新しい施工方法を知ったり、そういう理屈だったんだって分かる瞬間が、すごく面白いんですよ。

高橋
昨日できなかったことが、今日できるようになるんですよね。それって本当に嬉しいんです。
お客様に「綺麗になったね」とか「またお願いね」って言ってもらえると、“やってよかったな”ってすごく思います。

御簾納
俺は、難しいご相談をいただいた現場ですね。
最初は不安やご不満を抱えていたお客様が、最後に「またお願いします」って言ってくれるんですよ。
それはやっぱり嬉しいですね。

JMCAで変わった、職人としての“あり方”

これから、どんな職人を目指していきたいですか?

高橋
今後は、技術を「属人化」させたくないんです。
例えば、過去のトラブル事例や施工資料を共有して、“こういう時はここに気をつける”っていう情報を、KENSHI全体で残していける仕組みを作りたいと思ってます。
経験した人しか分からないことって多いんですけど、それを次の世代に残せたら、もっと強い職人集団になると思うんですよね。

櫻井
僕は「会社」ではなくて、「櫻井さん」にお願いしたいって言われる職人になりたいです。
技術だけではなくて、人としても信頼してもらえるようになりたい。
この人なら安心できるって思ってもらえる職人になりたいですね。

御簾納
KENSHI全体のレベルって、どんどん上がってるんですよ。若い子たちも覚えが早いし、本当にすごい。
だからその環境の中でも、「この施工は御簾納さんじゃないと」って言われるような技術力を持ち、さらに上を目指したいですね。
また、指導面で言うと、やはり動画だけでは伝わらないこともあるんですよ。経験してきた人間だからこそ伝えられる感覚とか、細かいこだわりとか。
そういう部分を、これからの世代にも伝えていけたらと思ってます。

JMCAで変わった、職人としての“あり方”

JMCAで変わった、職人としての“あり方”

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