COLUMN

職人として生きる。

職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

# 09

職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

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リフォーム業界の職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性について。

前回の記事で書いたように建築業界の「職人不足」が深刻化してきています。今回はその解決の為の重要な要となる「多能工職人の育成」について。
職人不足に真剣に向き合う多能工職人育成学校「JMCA」についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

深刻化する職人不足問題。

現在の日本での建築業の人手不足は深刻化しており、40年前に90万人いた大工は、現在30万人にまで減少、2030年には15万人になると予測されており、 職人不足の影響で「家が建たない時代が来る」と言われています。

職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

多能工職人とは。

例えば、単能工の大工の場合、建物の骨組となる柱や壁、床などをつくることを専門としているため、水廻りの設備の設置や、内装の工事などは行うことはできません。
しかし、多能工職人は、大工、水道、電気、内装といったいくつもの工事を一人で行うことができます。
職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

多能工職人の強み① 生産性の向上

ひとつの現場に複数の職人が入ることがなくなるので、コストの削減、工期の短縮など生産性が向上します。
職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

多能工職人の強み② 柔軟性の向上

お客様の要望で急な追加工事や変更依頼があっても、現場にいる職人で柔軟に対応することが可能です。

職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

多能工職人の強み③ 市場価値の向上

多能工職人がいることで自社の市場価値が高まり受注にも繋がりやすくなります。

多能工職人のメリット

仕事を単能工職人に依頼をするとそれだけ手間が掛かります。
設備工事業者に連絡をしてスケジュールを組み、内装工事業者に連絡をして
予定を調整してもらう、更には大工、電気、塗装と言った具合にそれだけで相当の労力を必要とするのです。
しかし、多能工職人ならば、それらを一括で依頼することができ、施工管理に関しても一任することが可能になるので、仕事を依頼する側としても非常に助かるのです。

多能工職人が担う未来

多能工職人がいることでこれまでより少ない人数で現場を収めることが可能になることはご理解いただけたと思います。

つまり、これからくる職人不足の時代を救う解決策として多能工職人の育成が急務となっているのです。

職人不足に向き合う多能工職人育成学校「JMCA」

職人不足問題から考える多能工職人育成の重要性

職人不足を解消したい
人間としても成長できる
多能工職人育成学校。

多能工職人学校JMCAでは、単に技術を教えるのではなく「お客様への接し方」や「仕事への取り組み方」「仲間との団結」というマインドの部分を重要視しており、これまでの職人のイメージをより良くし、もっと沢山の子供達に憧れられるような「愛される職人」を育成する。
そして、そんな職人を建築・リフォーム業界に増やしていく。
多能工職人学校JMCAはこのような使命を掲げています。
私たちの理念に共感し、職人不足問題の解決に共に取り組んでいただけるパートナー様を募集しています。
個別面談を受け付けておりますので、少しでも興味をお持ちの場合はお気軽にお申し込みください。

「個別面談」受付中!

多能工職人育成学校「JMCA」では私たちの理念に共感し、職人不足問題の解決に共に取り組んでいただけるパートナー様を募集しています。

個別面談を受け付けておりますので、少しでも興味をお持ちの場合はお気軽にお申し込みください。

 

個人面談予約受付中

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COST

費用・助成金

職人育成のための授業料については、補助金を活用する支援を行っています。企業からの派遣、個人としての入校など、入校の経路は様々ですが、多能工職人を育成するための費用面でのハードルを国の補助金を使ってサポートし、体制を整えていますので、ぜひ、ご相談ご活用ください。

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