COLUMN

職人として生きる。

マインドの高い職人を育成することの重要性

# 15

マインドの高い職人を育成することの重要性

  • 建築業界の未来を考える
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マインドの高い職人を育成することの重要性

建築業界の職人は、物理的な構造物を作るだけでなく、人々の生活や地域社会を支える重要な役割を担っています。その中で「マインドの高い職人」を育成することは、職人不足問題を解決する手立てのひとつとして欠かせない課題です。マインド(精神性)とは、単なる技術や知識を超えて、社会や他者に対する思いやり、責任感、そして創造性を持った在り方を指します。このマインドが、これからの建築業界をより豊かで持続可能なものにするカギとなるのです。
マインドの高い職人を育成することの重要性

① 多様な価値観に対応する力

現代の建築は、多様なニーズや価値観に応えることが求められています。環境に配慮したサステナブル建築、バリアフリー設計、文化的背景を尊重したデザインなど、建築のあり方はより複雑化しています。マインドの高い職人は、技術的な対応力だけでなく、お客様や社会の声に耳を傾け、多様な視点を柔軟に受け入れる姿勢を持っています。そのような心構えが、新しい価値を生む原動力となります。

マインドの高い職人を育成することの重要性

② 現場のリーダーシップ

建築現場は、沢山の人が関わる共同作業の場です。マインドの高い職人は、自らの仕事だけでなく、チーム全体をまとめる力を持っています。彼らの誠実な姿勢やコミュニケーション力は、現場の士気を高め、トラブルを未然に防ぐ役割を果たします。また、後進の職人たちに模範を示し、健全な職場文化を育む存在にもなります。
マインドの高い職人を育成することの重要性

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③ 長期的な信頼を築く

建築業界は一度でも手抜きやミスが発覚すれば、個人だけでなく会社全体の信用を失いかねません。マインドの高い職人は、目先の利益や効率だけを追求せず、誠実な仕事を続けることで、お客様や社会からの長期的な信頼を得ます。その信頼こそが、業界全体の発展にも繋がります。
マインドの高い職人を育成することの重要性

④ 育成への取り組みが未来をつくる

マインドの高い職人を育成するためには、技術教育だけでなく、人間性を育む環境作りが必要です。職場内での倫理教育や研修などを行える環境整備が重要です。また、若い世代が職人としての仕事に誇りを持てるよう、建築の社会的意義や自己成長の可能性を伝えることも大切です。

マインドの高い職人を育成することの重要性

まとめ

これからの建築業界が直面する職人不足問題を乗り越えるためには、技術力だけでなくマインドの高い職人の存在が不可欠です。彼らの仕事は、建築物の完成だけでなく、そこに関わるすべての人々に「満足」と「信頼」を届けます。マインドの高い職人を育成することは、建築業界をより健全に持続させていく重要な取り組みなのです。その実現には、業界全体の意識改革が必要不可欠と言えるでしょう。

今回は【マインドの高い職人を育成することの重要性】というテーマで書かせていただきました。いかがでしたでしょうか?

多能工職人学校JMCAでは、単に技術を教えるのではなく「お客様への接し方」や「仕事への取り組み方」「仲間との団結」というマインドの部分を重要視しており、これまでの職人のイメージをより良くし、もっと沢山の子供達に憧れられるような「愛される職人」を育成する。

そして、そんな職人を建築・リフォーム業界に増やしていく。

このような使命を掲げています。

私たちの理念に共感し、職人不足問題の解決に共に取り組んでいただけるパートナー様を募集しています。

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職人育成のための授業料については、補助金を活用する支援を行っています。企業からの派遣、個人としての入校など、入校の経路は様々ですが、多能工職人を育成するための費用面でのハードルを国の補助金を使ってサポートし、体制を整えていますので、ぜひ、ご相談ご活用ください。

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